【香川県 高松市】マルシィ『君中心に溢れる世界は』のロケ地『屋島』に行こう

今、Z世代を中心に注目を集めているバンド『マルシィ』をご存知の方は多いのではないでしょうか?
マルシィは、2018年に福岡で結成された3人組のスリーピースバンド。繊細な恋心や日常の揺れ動く感情を、まっすぐな言葉とメロディで描き出すスタイルが魅力です。
そんな聴く人の心をそっと抱きしめてくれるような、優しくも力強い音楽を奏でるアーティストが、なんと香川でミュージックビデオを撮影した様です♪

2025年5月19日にリリースされた『君中心に溢れる世界は』では、“誰かを好きになった瞬間の世界”を、まっすぐに、そして優しく描いたラブソングとなっています。

「君のことばかり考えてしまう」

マルシィの『君中心に溢れる世界は』を聴いたとき、胸にそっと灯るようなやさしい想いに包まれた人も多いのではないでしょうか。
そのミュージックビデオには、静かで美しい場所がいくつか登場します。
今回は、『君中心に溢れる世界は』に登場するロケ地『屋島』をご紹介♪
想い人とロケ地巡りデートにもピッタリな場所なので、是非香川の魅力を現地に行って感じてみて下さい!

マルシィの世界に溶け込む風景『君中心に溢れる世界は』のロケ地巡りをしよう!

『君中心に溢れる世界は』のロケ地巡りとして中でも特に印象的なのが、香川県高松市の屋島山上にある、屋島山上交流拠点施設「やしまーる」です。
2022年に誕生した屋島の新しいランドマークとして話題の施設となっています。
未来的な曲線を描く建築と、瀬戸内海の風景が溶け合うこの場所は、ただそこにいるだけで、誰かを大切に想う気持ちが静かに満ちてくるような空気をまとっています。
なんとここ、やしまーるは建築家で有名な隈研吾氏のデザイン♪
なだらかな曲線の屋根と全面ガラス張りの構造が特徴的で、どこに立っても自然との一体感を感じられる設計になっています。

ミュージックビデオでは、SNS総フォロワー数330万人超えのインフルエンサー『希空さん』が登場!
彼女がゆっくりと階段を上る場面や、展望スペースから外を見つめるシーンがありますが、そのどれもが“想い人”をそっと想い続ける心の描写と重なります
このガラス越しに見える風景が、まさにマルシィの世界観そのもの。

想い人とロケ地に足を運んで、『君中心に溢れる世界は』の主人公となって撮影するのも面白いかもしれませんね♪

屋島からの眺めは絶景

やしまーるの2階部分には展望デッキがあり、そこからは高松市街地や屋島の森、そして穏やかな瀬戸内海までを見渡せます。
晴れた日には、遠く小豆島まで望むこともでき、まるで空と海と街がすべて“君中心”に広がっているかのような感覚に包まれます。
この場所がミュージックビデオに使われたのも納得がいく絶景となっています。
音楽が描く世界に触れながら、実際にその風景に立ってみると、自分の中の“大切な人”の存在が、よりはっきりと浮かび上がってくるような不思議な感覚になります

この場所は観光地でありながら、どこか静けさを持っていて、恋人同士や大切な人と訪れるにはぴったり。
マルシィの曲を耳に残しながら歩けば、それぞれの心の中に特別な物語が生まれるはずです。

希空さんも体験した『かわら投げ』をしよう

ミュージックビデオでは、希空さんが『かわら投げ』を体験したシーンが映されていました。
海を見渡せる場所に目標となる輪っかが設置されてあり、この輪っかにかわらを通すのが醍醐味となっています。
中でも「♡」は難易度があがり入ると良いことも?!
私たちも実際に体験してみましたが、これがなかなか難しい...1つも入りませんでした(笑)
我こそは!という方はぜひ体験してみてください♪

かわら投げの販売は、先ほどの看板のすぐ近くにいくつか設置されてあります。
料金は200円で5つ入っています。開運と書かれた賽銭箱にお金を投入して購入する流れとなります。
このかわらは、源氏が勝関として陣笠を投げていたことが起源とのことです。

『れいがん茶屋』で絶景を前に優雅なひとときを

『やしまーる』のすぐ周辺には、れいがん茶屋というカフェがあります。
ここ、れいがん茶屋では高松市や瀬戸内海を一望できるのがポイント
まるで空に浮かんでいるかのような、眺めとおいしさに包まれる特別な場所です。
天気がいい日には、遠く小豆島までくっきり見渡せて、時間を忘れてしまいそうになります。

れいがん茶屋のメニューには、地元・香川の食材と、屋島の伝説をモチーフにしたユニークな仕掛けがいっぱい。
例えば「れいがん太三郎ハンバーグ」は、屋島のタヌキ伝説に登場する“太三郎狸”をイメージしていて、ふっくらジューシーなハンバーグの上には、タヌキのお腹を思わせる目玉焼きがどーんと乗っています。
スイーツ好きには「屋島ティラミス」がおすすめ。ティラミスが屋島、アイスが小豆島、バナナが男木島と女木島を表していて、まるでお皿の上の小さな瀬戸内旅行です♪
今回は、休憩としてコーヒーを注文しましたが、これがなかなか美味しい!景色も相まって優雅なひとときが味わえますよ!

ロケ地巡りの醍醐味

物語の世界を体験できる
実際にロケ地に立つことで、登場人物たちの気持ちやストーリーの臨場感をリアルに感じることができます。
特に、自分が感情移入したシーンやセリフが交わされた場所に立つと言葉にできない感情がこみ上げてきます♪

撮影時の”違い”を楽しめる
場所によっては、自分のイメージとの違いを楽しめることもありますよね。
「実際にはこうなっていたんだ!」という発見があるかも?!

自分だけの”聖地”になる
作品が好きであればあるほど、ロケ地は単なる観光地ではなく、自分にとって特別な”聖地”になります。
記念写真を撮ったり、SNSに投稿したりすることで、思い出がさらに深まりますよ。

作品をより深く理解できる
ロケ地を巡ることで、「なぜこの場所が選ばれたのか?」「この風景が物語にどう影響を与えているのか」など、作品に込められた意図や演出を考察するきっかけになります。

旅の目的地としての魅力
ロケ地巡りの醍醐味は、単なる「場所を見に行く」だけにとどまりません。
作品を愛する気持ちを再確認できたり、新しい感動を発見できたりする”心の旅”でもあります。

『屋島』は、どこにある?

【車での場合】
①岡山IC→高松中央IC
所要時間:約1時間30分
通行料金:2500円(普通車ETC利用時)
②高松中央IC→屋島山上
所要時間:約20分
※駐車場は無料駐車場が完備されています。

【公共交通機関での場合】
①岡山駅→高松駅
利用路線:JR瀬戸大橋線(快速マリンライナー)
所要時間:約55分
運賃:大人片道 約1,510円
②高松駅→屋島駅
利用路線:JR高徳線
所要時間:約15分
運賃:大人片道 約210円
③屋島駅→屋島山上
シャトルバスが運行
所要時間:約10分

まとめ

屋島は

・Z世代を中心に注目を集めているバンド『マルシィ』の『君中心に溢れる世界は』のロケ地
・建築家で有名な隈研吾氏のデザインが施された施設『やしまーる』がある
・高松市や瀬戸内海を一望できるカフェ『れいがん茶屋』がある

『君中心に溢れる世界は』という曲のタイトル通り、この場所には、誰かを大切に想う気持ちが満ちています。
その人と過ごす時間が何気ないものであっても、そこにある風景がふたりの記憶にそっと残る—そんな特別な体験がここ屋島にはあります。

もしあなたにも「この人と一緒に見たい景色」があるなら、ぜひ屋島へ出かけてみてください。

音楽に導かれ、想いに包まれる旅の先に、ふたりだけの物語がきっと始まります

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